肥満治療学会について

2019年11月27日
お腹の脂肪を気にする女性

自分の欲求のおもむくままに、食べたいものを欲しいだけ食べていれば肥満になってしまうのは分かりきっています。
でも、ほとんどの人がその欲求を抑えることができないのが現状です。
いざ、ダイエットをしようと決心したところで、肥満体型になってしまうと元に戻すのは並大抵の努力で改善出来るものではありません。

日本の肥満患者は増え続けています。
自分の努力で治療をするのは難しいのはもちろんですが、肥満治療を行っている肥満外来での治療においても、意志が弱く治療に対して抵抗を示す人が多いのが現状です。

そこで、チーム医療を組んで新しく肥満治療に取り組んでいこうとする学会が創設されました。
それが肥満治療学会です。
患者や家族に対して市民講座を開催し始めました。

肥満に対して取り組む方法などを一緒に考えて勉強していく講座です。
(1)健康を害するほどの肥満で減量が必要である、または減量することによって健康が改善できる可能性があること。
(2)健康障害を明らかに起こすであろうハイリスク肥満(内臓脂肪型肥満)である。
この二つの条件が肥満症の定義です。

肥満治療学会では特定健診としてメタボ健診を行うことを始めました。
この時から、腹囲・BMI・内臓脂肪といった用語が広く知れ渡るようになりました。
そして、自分に当てはめてみると、自分は肥満気味であると多くの人が感じるようになってきたようです。
肥満がひどくなると、「高血圧」「高血糖」「高脂血症」等の危険因子を持つ人はさまざまな合併症を引き起こし、重大な健康障害を起こしてしまう可能性が高くなります。
そうなる前に、チーム医療において、食事療法や運動療法、薬物療法によって肥満治療を行うことが必要となってきているのです。