動物の肥満治療

2019年12月08日
ダイエットをしたい女性

ここ数年は食生活に困ることもなく洋食が浸透してきたために日本人も肥満で悩む人が増えていっています。
生活習慣病とも呼ばれていますが、これが人間に限った話でないのはご存知でしょうか。
実は年々ペットも肥満をはじめとする生活習慣病が増えてきていて、最近では問題になってきています。
大きな原因の一つはペットフードが進歩したり動物自体の生態も研究されてきた結果、平均寿命が延びたことにあります。
そしてもう一つは、飼い主の知識不足で実際は必要ない量の餌を与えていたり、十分な運動ができていないことです。
肥満になる動物、とくに犬猫では多くなっているので、動物病院でも肥満治療に対応してくれるようになってきています。

程度によって肥満治療の方法は様々ですが、多くは人間のそれと変わりません。
まず自分で動ける状態であるか、腰やひざなどの間接に負担をかけていないかなどチェックをします。
この時点で動ける・動いても問題ないと判断されれば食事制限と運動(散歩や室内での遊びなど)を医師の判断のもと行っていきます。
ただしこの軽度の状態で病院に連れていく人は少なく、多くは自分で動けないなど重度の肥満になっています。
この場合、通常の運動は体を痛めてしまうことにつながるのでむしろ無理に運動させてはいけません。

こういう場合、ペット用のジムなどで肥満治療のサポートをしてもらいます。
人でいうプール運動を中心にマッサージや脂肪分解を助ける食事などを使い改善を目指します。
中には脂肪が内臓を圧迫してしまうなど命の危険がある場合があります。
そういった場合は動物の体力や年齢が許せば脂肪除去手術を行う場合もありますが、あくまでも最後の手段だということは忘れないでください。

動物は限界まで無理してしまうことが多いので、飼い主が細かく管理してあげる必要があります。